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【DAC2018】Accelleraがテストの可搬性を高めるポータブル・スティミュラス仕様を承認し公開

2018年6月26日、ハードウェア設計言語・技術の標準化団体米Accellera Systems Inisiativeは、Portable Test and Stimulus 1.0仕様の承認を発表した。

プレスリリース文

PSS(Portable Test and Stimulus Standard)は、シミュレーション、エミュレーション、FPGAプロトタイピング、ポストシリコン検証など様々なレベル、プラットフォームで利用できるスティミュラスおよびテストシナリオの記述仕様で、スティミュラスおよびテストの再利用性と可搬性の向上を目指すもの。同仕様に準拠したテスト仕様を記述することで、それを複数のプラットフォーム間で移植できる。PSS仕様は約3年前にワーキンググループが発足。ようやく標準仕様の策定・承認に漕ぎ着けた。

pss-diagram.png

PSS1.0のLRMは下記URLより無料でダウンロード可能。
http://www.accellera.org/downloads/standards/portable-stimulus

今回のPSS1.0標準化の発表を受けて早速CadenceとMentor Graphicsが自社ツールによるPSS1.0サポートを発表している。

CadenceのSoC検証ツール「Perspec System Verifier」がPSS1.0をサポート

Mentorのインテリジェント・テストベンチ生成ツール「Questa inFact」がPSS1.0をサポート

Accellera Systems Inisiative


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= EDA EXPRESS 菰田 浩 =

(2018/06/28 )

 

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