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2020年の世界半導体市場は前年比6.5%増の4,390億ドル、史上二番目の実績

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2021年2月1日、米SIA(Semiconductor Industry Association)は、2020年12月の世界半導体売上(3ヶ月移動平均)を発表した。

プレスリリース

SIAの報告によると2020年12月の世界半導体売上は、前年同月比約8.3%増、前月比約2%減の391.6億ドルだった。2020年の単月売上の記録を更新とはならなかったが、単月売上が前年同時期を超えるのは11ヶ月連続となる。

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2020年の年間総売上は前年比6.5%増の4,390億ドルで、史上二番目の実績となった。
今年の半導体市場は、当初はパンデミックの影響で市場が落ち込むと見られていたが、PC/サーバー需要が伸びるなど市場には追い風が吹き、終わってみれば11月時点のWSTSの秋季予測を上回る結果となった。WSTSは春季予測で3.3%増、秋季予測では5.1%増と予測していた。ちなみに民間のGartnerは4月の時点で0.9%減のマイナス成長と予測を下方修正していた。

2020年の半導体売上の内訳を見ると、その半分以上、約54%はロジックとメモリの売上で、それぞれの売上額は、1,175億ドル(ロジック)、1,173億ドル(メモリ)だった。ロジック製品の年間売上は2019年と比較して10.3%増、メモリ製品の売上は10.2%増だった。メモリカテゴリ内では、NANDフラッシュの売上が際立っており、2020年は23.1%増の495億ドルだった。MCUを含むマイクロICの売上は、4.8%増の696億ドルだった。結果的にメモリ以外の製品カテゴリの売上合計は、前年比5.2%増を達成し、全てのカテゴリーは過去最高売上を更新した。

2020年12月の世界半導体売上を地域別にみると、全ての地域で売上前年比増を達成。成長率ではアジアその他地域が前年比12.7%増と好調を維持していた北米市場を上回った。北米市場の売上は前年比11.1%増で、売上が前年同月比で2桁のプラス成長となるのはこれで12ヶ月連続。

日本市場は11月に続いて前年比7.3%増と好調だった。売上を円ベースで換算すると前月比約0.5%減、前年比約2.3%増の約3,425億円となる。日本市場の売上が前年同月比プラス成長となるのは、11月に続いて2か月連続となる。

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※SIA

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =

(2021/02/02 )

 

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