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イノベーションの促進と製品品質の向上にも貢献するシーメンスの半導体開発向けPLMソリューション

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前回、下記の記事においてシーメンスの提案する半導体製品開発におけるPLMの活用について紹介した。

「シーメンスが提案する製品ライフサイクル管理 (PLM) による半導体製品市場投入の加速」

同記事では半導体製品の開発に製品ライフサイクル管理 (PLM) を用いることの大きな利点として「新製品導入(NPI)サイクルタイム」を大幅に短縮できることを挙げ、その背景と理由について説明したが、シーメンスによるとPLMには大きな導入効果がほかにもある。それは「イノベーションの促進」と「製品品質の向上」だ。

PLMを取り入れることにより半導体製品開発プロセス全般に渡るデータの一元化が可能となり、必要な時に必要なデータを用いた意思決定が可能になる。その結果、製品開発が効率化され新製品導入(NPI)サイクルタイムを短縮できるようになるが、「PLMによる開発の効率化」はイノベーションの促進、そして製品品質の向上といった側面にも大きく寄与することになる。

シーメンスの引用する調査結果によると、エンジニアが製品のイノベーション、開発、エンジニアリングに直接費やしている時間は全作業時間の50パーセント未満でしかないということで、多くの半導体企業の現場において技術リソースの無駄遣いが行われている。PLMを導入し開発を効率化することで、無駄にしている技術リソースを製品のイノベーションなどもっと他のことに費やすことができれば、市場でより優位に立てるはずだというのがシーメンスの主張だ。それは至極もっともな話であり、逆に技術リソースを最大限有効に活用できなければ、今日の熾烈な半導体市場での競争に勝ち抜くことはできないと言えるだろう。

すなわちPLMを用いたデータの一元化とデジタル化、それによる開発の効率化は、製品開発におけるイノベーションの促進や市場の攻略を考える上でも重要かつ、直ちに取り組むべき課題であると言っても過言ではない。

では次にシーメンスが唱えるPLMのもう一つの導入効果「製品品質の向上」について見てみよう。

シーメンスはPLMをデータの可視化そしてトレーサビリティを高めるために必要な手段であると説明するが、その背景には「半導体企業の責任」という重要なテーマが隠されている。

半導体が一つのシステムとしてまたはシステムを構成する中核的な部品として提供されるようになった今日、半導体メーカーはその品質やトレーサビリティの向上を半導体ユーザー(顧客)から強く求められるようになってきている。自動車業界における機能安全規格ISO26262の普及などはその代表例の一つと言えるもので、万が一半導体製品の欠陥に起因するシステム故障が発生すると、半導体を開発した企業がその責任を問われるという事も起こりうる。

そいうった状況からデータの可視化/トレーサビリティの向上は、ユーザーに対する半導体企業の責任として取り組む必要があり、要件適合の確認および検証、顧客要件からテープアウトまで全開発サイクルを通じた製品関連情報の管理は避けて通れない道となっている。


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データの可視化やトレーサビリティの向上を実現するツールは古くから存在しているが、それらは基本的にEDAツールを用いたチップ設計用、組み込みソフト開発用など特定のドメインに特化したもので、製品ライフサイクル全体のあらゆるデータや製造プロセス情報を連携させて可視化・トレース可能なソリューションはこれまで無かった。

シーメンスの提供するPLMツール「Teamcenter」は、製品ライフサイクル全体のあらゆるデータを包含したエンド・ツー・エンドのトレーサビリティを実現するツールで、EDA/設計管理ツールと連携し相互にデータを可視化・トレースすることが可能。全ての製品データ要素を要件からチップ提供までの重要なプロセスとタスクに取り込み関連付けることが可能なため欠陥を容易に追跡し、その根本原因をリアルタイムで解析することができる。これにより半導体設計のリスピンを回避するだけでなく、半導体製品の品質を高いレベルで最大化することが可能となる訳だ。

「新製品導入(NPI)サイクルタイムの短縮」と合わせ「イノベーションの促進」、「製品品質の向上」といった導入効果をもたらすシーメンスの提供するDX時代のPLMソリューション。ご興味ある方は、是非無料の電子ブック「半導体ライフサイクルのトレーサビリティと製品品質を向上させる方法」をご参照ください。

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= EDA EXPRESS 菰田 浩 =

(2022/09/13 )

 

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