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2023年4月の世界半導体市場は前年比21.6%減の399.5億ドル、8ヶ月連続の前年割れ

2023年6月6日、米SIA(Semiconductor Industry Association)は、2023年4月の世界半導体売上(3ヶ月移動平均)を発表した。

プレスリリース

SIAの報告によると2023年4月の世界半導体売上は、前年同月比約21.6%減、前月比約0.3%増の399.5億ドルだった。世界半導体売上の単月売上が前年同時期の実績を下回るのはこれで8ヶ月連続。

世界の半導体市場の売上鈍化は4月になっても収まる様子はなく、対前年比では3月の21.3%減を上回る減少率となった。

時同じくして発表されたWSTSの春季予測では、2023年の半導体市場は前年比10.3%のマイナス成長と予測されているが、現在のところ1月から4月にかけて平均20%のマイナス成長となっているため、下期以降の大幅な市場回復が無ければ予測を下方修正することになりそうだ。

※関連ニュース:WSTS春季予測、今年の半導体市場は前年比10.3%減と下方修正、2024年はプラス成長を見込む

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2023年4月の世界半導体売上を地域別に見ると、欧州市場を除き全ての地域で前年比マイナス。主要市場の中国、アジア、北米は3月に続いて軒並み前年比20%以上のマイナスを記録。最大市場中国の落ち込みは若干緩んだが、それでも前年比31.4%減と深刻な状況となっている。

2023年4月の日本市場の売上を円ベースで換算すると前月比約0.3%増、前年比約3%増の約5,186億円。日本市場の売上が日本円換算で前年同月比プラス成長となるのはこれで29か月連続。円安の影響で売上増が続いているがドルベースでは前年比2.3減となっている。

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SIA

= EDA EXPRESS 菰田 浩 =

(2023/06/07 )

 

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